更年期に激太りするのはナゼ?

食べ過ぎや運動不足に加え、代謝の衰えも

食べ過ぎや運動不足に加え、代謝の衰えも鏡に映る自分の姿を見て、『おばさんっぽい』とショックを受けはじめるのが更年期世代です。

『おばさん体形』は、全体的にしまりがなくなってたるんだ印象を与えてしまいます。

更年期でしんどいからと動かず、間食が過ぎてしまえば、いつの間にか『激太り』なんてことも。

動物実験では卵巣を取ってしまうことで肥満になることが分かっていますが、人間についてはまだはっきりしたことが解明されていません。

おそらく、卵巣機能の低下に伴って、食べ過ぎや運動不足などが引き起こされるからだと考えられています。

更年期に入ると脂肪を代謝する能力が落ちてくることもあり、体の至るところに脂肪がつきやすくなります。

筋力も衰えて、さらに脂肪がつきやすくなるので、下腹がゆるんでいわゆる『ぽっこりお腹』になってきます。

痩せている人でもお腹だけ出ているというアンバランスなスタイルもよく見られます。お腹は骨がないので脂肪がつきやすく、年とともにたるみやすい場所です。

お腹がたるむことで、内臓の位置まで下がってしまいます。

肥満は、健康を損なう要因にもなります

肥満は、健康を損なう要因にもなります肥満をそのままにしておくことは、スタイルを悪くするだけでなく、高血圧や心臓病、膝の関節痛という多くの病気をもたらす原因となります。

やせるための努力が必要です。若いころのように無理をしてダイエットに励んでも、やつれて老けて見えるだけです。

健康的にやせるためには、適度な運動が欠かせません。散歩や軽いジョギング、水泳や自転車などは、心肺機能を高め、心身にもよい効果をもたらします。

運動は脂肪を消費するので肥満対策にもなります。血流もよくなり、骨にもよい影響があります。

つらくて運動できないときは

つらくて運動できないときは運動がよいことはわかっていても、めまいや立ちくらみ、肩こり、腰痛などの辛い症状のせいで、何もやる気が起きず、ダラダラしてしまう時期もあるでしょう。

そんな時は食事を見直しましょう。肥満の最大の原因は、食事でとるエネルギーと消費されるエネルギーのバランスが釣り合わないことです。

加齢とともに必要となるエネルギーは減っていくのに、食欲はすぐに減るものではありません。

結果として、栄養のとり過ぎになってしまうのです。だからといって、食べないダイエットはいけません。

カロリーの高いものや外食を控え、代わりに野菜や魚などを意識してとるようにしましょう。

また、多くの種類の食品をまんべんなくとることも大切です。自分の食生活を振り返ってみて、足りない成分やとれていない栄養があれば、サプリメントで補うという手もあります。大事なことは、トータルでバランスがとれた栄養をとることです。

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