更年期障害を憂鬱にするホットフラッシュに対処するには

ホットフラッシュはエストロゲンの減少から始まる

ホットフラッシュはエストロゲンの減少から始まる

ホットフラッシュは、更年期障害の症状の1つとしてよく見られます。運動をしていないのに突然体がほてり、汗が吹き出てくるのです。

そのあとに寒気を感じることもあり、体温のコントロールが調子を崩している状態になります。

体温の調節は自律神経が行っていて、その働きには、卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっています。

更年期に入るとこのエストロゲンの分泌が少なくなるため、自律神経が乱れ、体温調節がうまくいかなくなるのです。

体のほてりを心配した薄着は逆効果

体のほてりを心配した薄着は逆効果ホットフラッシュになると、ほてりを心配して薄着になる人がいます。

しかしこれは逆効果になりかねません。むしろ薄着は避けたほうが悪化を防ぐことができるでしょう。

体が冷えると、自律神経である交感神経が興奮して体が緊張状態になります。その状態が続くと、自律神経のバランスはさらに乱れがちになるのです。

また、体の末端が冷えると、体内の熱は上にいく性質があります。そのため、かえって顔がほてりやすくなってしまうのです。

薄着をするよりも、体温調節しやすい重ね着をしてこまめに脱ぎ着をしたり、適度な運動をして血行を良くしながら体を温めたりするほうが、長い目で見ると調子が整いやすくなります。

イソフラボンなど有効成分の力も借りよう

イソフラボンなど有効成分の力も借りようホットフラッシュは、エストロゲンの減少が原因で起こります。

そのため、症状改善には、食事やサプリメントでその働きを補うことが有効です。食事においては大豆製品を取るのが良いとされています。

これは大豆に含まれる大豆イソフラボンという成分が、エストロゲンに似た化学構造と働きを持っているためです。大豆イソフラボンは、芽が生えてくる胚芽という部分にたくさん含まれています。

忙しいときなどにはサプリメントに頼ると、ストレスなく無理をせずに摂取し続けられるでしょう。

また、胎盤に含まれる成分であるプラセンタには、ホルモンバランスや自律神経を調節する働きがあります。更年期の治療薬として病院でも使用されている成分なので、安心して摂取することができます。

普通にサプリメントとして飲む分には、イソフラボンとプラセンタは、飲み合わせを心配する必要もありません。

つらい症状を我慢していると、ストレスになり更年期障害に悪影響を及ぼします。食事やサプリメントで有効な成分を取り入れることで、憂鬱なホットフラッシュを軽くしていきましょう。

年代別に見る更年期障害