更年期自律神経の乱れが様々な不調を引き起こす!イライラ、不眠、めまい、うつ…

自律神経には2種類ある

自律神経には2種類ある

自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたり、人が生きていく上で必要な心身の調節を自動的に行っている神経です。

交感神経と副交感神経の2種類があり、バランスを取って働いています。

昼間や活動・緊張時に活性化するのが交感神経で、夜間や休息・リラックス時に活性化するのが副交感神経です。

更年期にはこれらの自律神経のバランスが崩れやすくなり、様々な不調があらわれます。

交感神経が優位になり副交感神経が抑制されて起こる、いわゆる「自律神経失調症」と呼ばれるような不定愁訴に悩まされます。

何の前触れもなく体や顔がほてってのぼせたり、就寝中に大量の寝汗をかいて目覚めたりします。

イライラ、頭痛、めまいや立ちくらみの症状が起きる人もいます。また副交感神経の抑制は、食欲不振や集中力の低下、うつ症状を引き起こします。

自律神経は、更年期になるとなぜ乱れるの?

自律神経は、更年期になるとなぜ乱れるの?更年期自律神経の乱れは、なぜ起こるのでしょうか。

更年期には、女性ホルモンのエストロゲンが減少するため、これを補うために脳は卵胞刺激ホルモンを分泌して体の機能を正常に戻そうとします。

ところが過剰に分泌しすぎてしまい、自律神経もその影響を受けてバランスを崩すという訳です。

また、ストレスが引き金となって自律神経が乱れているケースもあります。

過剰なストレスにさらされ続けると、緊張状態に働く交感神経が常に優位となってしまうからです。

更年期の45歳~55歳ごろというのは、仕事でも責任のある役職についていたり、親の介護が始まったり、子育てが終わって虚脱感に襲われたりといったストレスを感じやすい時期といえるでしょう。

症状を軽くするためにできる事は?

症状を軽くするためにできる事は?更年期自律神経の乱れによる不快な症状を軽減するには、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠といった基本的な生活を見直す事がまずは大切です。

食事の面では、自律神経の働きを整える効果があるビタミンB群を摂取するといいですね。

ビタミンBは、豚肉、レバー、イワシやサバに豊富に含まれています。

小魚や乳製品でカルシウムを摂取するとイライラが抑えられますし、骨粗しょう症の予防にもなります。食事だけで取るのが難しければ、サプリメントを利用するのも良いでしょう。

できるだけ、ストレスを溜めないように心がけることもポイントです。

例えばウォーキングは、運動と気分転換とが同時に行えるのでオススメです。カラオケでお腹から声を出して歌うのもスッキリします。腹式呼吸を行うと、交感神経から副交感神経へスイッチが切り替わり、心を落ち着かせる効果がありますよ!

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