更年期のかゆみと対策

更年期のかゆみってどうして起きるの?

更年期のかゆみってどうして起きるの?

だんだんと年を重ねて更年期が近づくと、女性ホルモンであるエストロゲンが減少してきます。すると女性らしい肌のハリが失われ、保湿成分の量も減って乾燥しやすくなります。

肌が乾燥してくると、少しの刺激でかゆみを感じるようになります。特に入浴後に肌が乾燥したときや、寝る時にお布団に入って体があたたまると、かゆみがひどくなってきます

更年期の場合、外陰部がかゆくなることも多く、寝ている時にかゆみで目が覚めてしまい、よく眠れなくなってしまうこともあります。

お肌に刺激を与えないのがポイント

お肌に刺激を与えないのがポイント更年期にかゆみが出る人は、お風呂で体をゴシゴシ洗っている場合が多いようです。

10分間お湯に浸かっていると、汚れの90%が落ちるとも言われています。

無理に石けんやボディソープを使わずに、お湯だけで体を優しく洗ってみましょう。

数日間は気になるかもしれませんが、少し経つと潤いのあるお肌を実感できるようになります。

入浴後は、肌が乾燥しやすいため、タオルで水気を拭き取ったら、すぐに保湿クリームでケアしましょう。

また、肌のかゆみを引き起こす刺激にも要注意です。

化学繊維は、肌との摩擦が強く、傷ついてかゆみを引き起こしやすくなります。

特に就寝時の背中は、大きな圧力がかかっているだけでなく面積も大きいので、着ているものの素材が大きく影響します。

ですから、直接肌にふれる肌着や寝具は、肌にやさしい天然素材のものを選びましょう。かゆみが気になる方には、肌との摩擦が少ないシルクがおすすめです。

食生活を見直して体の内側からケア

食生活を見直して体の内側からケア健康なお肌をつくるためには、良質なタンパク質を摂り入れることが大切です。

特に大豆には、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きを持つイソフラボンが豊富に含まれています。ですから、豆腐や豆乳、納豆などを毎日の食生活に摂り入れると、エストロゲンの減少を抑える効果もあり一石二鳥です。

最近では、エストロゲンの減少を補ってくれる更年期対策用のサプリメントもありますので、食事からだけでなく、サプリメントを活用してもいいでしょう。

またビタミンAには、お肌の細胞の働きを正常化して保湿成分を増やしてくれる働きがあります。

肌の水分量が増えれば、バリア機能も高くなって、刺激にも強くなります。

ビタミンAは、人参や春菊、ほうれん草などの緑黄色野菜、鶏レバーやバターなどに多く含まれています。肌のためのビタミンとも言われているビタミンAは、アンチエイジングとしても注目されています。

年代別に見る更年期障害