更年期の健康維持に必要なビタミン、葉酸

更年期の女性は血液ドロドロに要注意

☆更年期の女性は血液ドロドロに要注意女性ホルモンであるエストロゲンは、妊娠・出産に関わっているだけでなく、女性の健康維持にとっても重要なホルモンです。

エストロゲンの持つ機能の一つに動脈硬化の防止があげられます。エストロゲンは脂質代謝と深い関係があり、善玉コレステロールの合成促進・悪玉コレステロールの代謝促進などを行っています。

こうしたエストロゲンの機能により、男性に比べて女性はコレステロールの数値があがりにくくなっているのです。

しかし更年期になるとエストロゲンの分泌量が急激に落ちてしまいます。そのため更年期の女性では高脂血症や動脈硬化を発症するリスクが高くなってしまうのです。

高脂血症や動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞といった恐ろしい病気の引き金になります。

このような大病を未然に防ぐためにも、更年期になったら血管や血液の健康に対してこれまで以上に気をつかう必要があるといえるでしょう。

そこで重要になってくる栄養素が葉酸です。

葉酸とは

葉酸とは葉酸はビタミンB群に分類される水溶性ビタミンです。

女性にとっては、赤ちゃんの神経系を正常に発育させるために必要なビタミンとして、すでにお馴染みのものかもしれません。

妊娠を経験した方であれば、医師などから妊娠中には多めに摂取するよう指導された方も多いでしょう。

葉酸はお腹の赤ちゃんの健康を守るだけのビタミンではありません。

葉酸には赤血球の形成を促したり、血液中の悪玉コレステロールの増加を抑えたりする働きがあります。

血管を柔らかく保ち、流れる血液をさらさらにするのに必要なビタミンなのです。

葉酸は水溶性ビタミンのため、体内にためておくことができません。毎日食事やサプリメントで補充する必要があります。

葉酸を含む食品について

葉酸を含む食品について葉酸を多く含む食品として、レバー、ホウレンソウなどの青菜類に代表される緑黄色野菜、果物などがあげられます。

普通に三食きちんとした内容の食事をとっていれば、不足する危険性は少ないと考えられています。

しかし外食しがちで慢性的な野菜不足に陥っていたり、偏食の傾向があったりする場合には要注意です。

さらに気をつけてほしいのが飲酒の習慣がある人です。お酒を飲むと、アルコールを分解する過程で葉酸を大量に消費します。そのため飲酒する機会の多い人は葉酸不足になってしまいがちです。

葉酸はとりすぎても尿として体外に出てしまうので、よほど極端なことをしないかぎりは過剰摂取になる可能性は低いです。

ですから食事での摂取を基本としつつも、個々のライフスタイルによってはサプリメントの利用もおすすめの選択肢となりえます。

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