更年期障害の検査と注意点
更年期障害の検査の必要性
更年期障害かなと思ったら、まずは病院等で検査を早めに受ける方がいいでしょう。症状の悪化を最小限にするためにも大切です。検査を受ける場合は、まず婦人科に行くことをおすすめします。
更年期障害の症状としては、肩こり、ほてり、冷え、眼精疲労など病気の症状とは思えないものもあります。
また、頭痛やイライラ、うつなど、何かいつもと違うなと感じるような症状もまじります。こういった症状を見逃さないで、更年期障害を疑ってみることが大切です。
早めに検査をすることで、治療が必要な場合は早めに治療を開始することができ、快適な生活に早く近づけるでしょう。
場合によっては治療が長期間に及ぶこともありますが、治療前よりは元気な生活を取り戻せる可能性は大いにあります。早めの受診と検査が大切です。
更年期障害の検査の種類
更年期障害の検査には多くの種類があります。
事前に知っておくと、安心して検査が受けられるでしょう。
最初は問診から始まります。質問に対して答えていく形をとりますが、場合によっては触診も行われます。
検査内容の主なものは、超音波エコーを画像化して子宮や卵巣の状態を診断する超音波検査、女性ホルモンの血中濃度を調べる血液検査、子宮がんかどうかを調べる細胞検査、触診やマンモグラフィーで乳がんを調べる乳房検査などが代表的なものです。
調べる内容は、更年期関連の項目中心にターゲットが絞られていますが、検査自体は驚くほど突飛なものはありませんので、安心して検査を受けに行って問題ないでしょう。
不安な点は、病院に行って質問するのがおすすめです。
更年期障害の検査に関する注意点
更年期障害の検査に関する注意点は二つあります。
一つは、更年期障害ではないだろうと自分で勝手に判断したり、検査を面倒がったりして、なかなか検査を受けないことです。
どんな病気でもそうですが、早期に対応することで、より早く改善に向かうことができます。自分の体は自分で守る意識が大切になるでしょう。
二つ目は、検査の最初に行われる問診時に、できるだけ正確に自分の状況をわかってもらう努力をすることです。
普段困っている症状があれば、忘れずに伝えることが大切です。そのためには、日記やメモで自分の基礎体温の推移や健康状態を記録しておくと役に立ちます。
また、過去の自分の病歴や飲んでいる薬を整理しておき、健康診断の結果も持参することをおすすめします。
更年期障害は、場合によっては長期的な通院が必要になることもあります。信頼できるドクターを日頃から探しておく努力も大切です。