声が出ない・のどにも来る更年期

声にも老化は忍び寄ってくる

声にも老化は忍び寄ってくる風邪を引いたわけでもないのに声が出ない、枯れるといった症状がある場合、40代半ば以上の年齢なら、更年期の影響でそうなっているのかもしれません。

声はのどぼとけあたりの位置にある声帯という1対の筋肉のひだが、息によって震えることで作り出されます。

ぴんと張っていると高い声、たるむと低い声とトーンが変わり、空気がもれるとハスキーボイスになります。

更年期に入ると、女性ホルモンのエストロゲンの減少が声帯にも及んで、むくんで太くなったりたるんだりという変化が起こります。

そして発声に関わる口や舌の筋肉も加齢で衰えてくるため、声が出にくくなり、枯れるといった症状が出てくるのです。

またエストロゲンは、体の潤いを調節する役割も果たしています。

更年期になると肌の乾燥が気になってきますが、声帯の粘膜もかさついてきます。

しっとりした状態なら、声帯を閉じて震わせるという活動は楽にできますが、乾燥していると難しくなってくるのです。

声帯の筋肉を適度にトレーニング

声帯の筋肉を適度にトレーニングしかし、声が出しにくいからといって、黙り込むのは良いことではありません。

声帯は筋肉なので、使わなければ衰えてしまうからです。やり過ぎはいけませんが、適度にボイストレーニングをして、鍛えたほうが良いのです。

ボイストレーニングとしては、歌を歌うことが良い効き目を表します。

肺も鍛えられ、音程を気にすることで繊細に声帯を動かすからです。

まったく声が出ないほど悪化しているときは避けるべきですが、調子が良いときにカラオケを楽しむのは、声やのどのためになります。

その際にのどを潤す飲み物として、冷たいものやカフェイン入りのドリンクは飲まないほうが良いでしょう。

せっかく温まって血行が良くなった声帯を冷やしてしまいます。ウーロン茶も、のどの粘膜の油を落とす効果があるため、このようなときにはおすすめできません。

刺激の少ない常温の水が、のどや声帯を第一に考えるなら適しています。

有効成分も一緒に取ろう

有効成分も一緒に取ろうボイストレーニングと併せて、有効成分を体に取り入れるのも良いでしょう。

更年期の女性ホルモン減少に効く成分として、よく挙げられるのはイソフラボンです。大豆などに含まれていて、エストロゲンと似た働きをします。

声帯の粘膜を守るために、ムチンという成分を取るのも有効です。

ムチンは納豆やなめこなどのネバネバに含まれていて、粘膜を作る大切な成分です。食べ物から摂取するのも良いですが、ネバネバの食感が苦手なら、ムチン入りのサプリメントを利用するのも1つの手です。

年代別に見る更年期障害