更年期は男性にもある?

男の更年期は、女性よりも気づきにくい

男の更年期は、女性よりも気づきにくい会社の上司や夫の様子が、急に変わったと感じることはありませんか?

温厚だったはずなのに、小さなことでイラついて周囲に当たり散らしたり、好きだったはずの趣味にも興味を持てなくなったりするなど、このような様子が見られたら男性であっても更年期を疑ってみる必要があります。

女性の場合は初潮が始まってからは生理が起こるたびに、体のホルモンバランスによる体調の変化と向き合っています。

また、年齢を重ねるにつれて、ホルモンの分泌量が乱れてくることで生じる変化にも向き合わなければなりません。そのため、更年期や閉経についてもある程度の知識を備えている人がほとんどです。

対して、男性はホルモンの変化を意識する機会が少ないため、男性ホルモンの低下に伴って起きる不調に気づきにくいのです。

さらに、女性の更年期ほど世間に認知されていないので、認めたがらずに放置し悪化してしまうこともあります。

☆なぜ男性にも更年期が起きるのでしょうか?

なぜ男性にも更年期が起きるのでしょうか?更年期は病的なものではなく、自然な老化によるものです。

男性ホルモンは病気などで精巣を摘出した場合などは急激に減少しますが、一般的に30歳ころから平均して1〜2%の割合で落ち込んでいきます。

女性の閉経とは違い、急激な変化ではありません。ですが、ある一定の量より減ってしまうと、心身に様々な症状を感じるようになります。

男性ホルモンは筋肉を維持し、体を戦闘態勢にさせる重要な役割を果たしています。そのため、少なくなりすぎると、疲れやすくなったり、覇気がなくなったりしてしまいます。

他にも、女性の更年期と同様に、イライラやうつ傾向という精神面での影響や、のぼせや動悸、肩こりなどの自律神経による症状がみられます。

症状を軽くするためにできること

症状を軽くするためにできること同じ年齢の男性であっても、更年期症状の出る人とそうでない人がいます。

なぜ個人差があるのかはっきりしたことは解明されていませんが、仕事以外の趣味や人間関係などが充実している人は症状が出にくいようです。

もし症状に悩まされていたとしても、軽いものならば徐々に体は慣れていきます。生活を整えて、自然とよくなるのを待ちましょう。

男性ホルモンは自律神経が乱れると正常に機能しません。

睡眠をきちんととって、規則正しい生活を心がけましょう。

運動も大切です。運動は年齢によって衰える筋肉や骨を保つためにも必要です。ホルモンに限って言うと、筋トレが分泌を促してくれます。

更年期の症状が強い人は、まれにうつや認知症につながることもあります。

高血圧や動脈硬化といった生活習慣病にかかりやすくなることもあるので、気になる場合は病院へ行きましょう。

年代別に見る更年期障害