更年期の始まりは45歳

45歳からは、体と環境に大きな変化が起こります

45歳からは、体と環境に大きな変化が起こります

45歳を過ぎるころから女性は更年期にさしかかります。閉経をはさむ前後10年くらいの期間が更年期とされますが、この時期は、女性ホルモンの減少による心身の変化が表れます。

同時に女性を取り巻く環境にも多様な変化が起こってきます。更年期という響きが、もう人生の終わりに近づいたように感じられ、いつか自分も老いて死んでいくのだということが実感として迫ってくるように感じる人もいます。

人生のトラブルが襲ってくる時期

人生のトラブルが襲ってくる時期これまで専業主婦として子育てに専念してきた女性は、家族のために人生を費やしてきたことでしょう。

いつの間にか子供は手がかからなくなり親元を離れ、夫が仕事に出た後の時間が空虚に感じられるかもしれません。

仕事を続けてきた女性は、部下を持つ立場になり、中間管理職としての責任の重圧に苦しんでいるかもしれません。

独身でがんばってきた女性は、人生の後半をどう過ごせばいいか、独りの老後を現実問題として考え始めるでしょう。

そんなとき、高齢になった親が倒れたり、夫の不倫が発覚したり、自分自身に病気が見つかることだってあります。

最近では、成人した子供がニートになることや、いつまでも結婚しないことに頭を悩ませる親も少なくありません。

ただでさえ更年期の症状で体調がかんばしくないときに、次々と人生のトラブルが襲ってきます。この時期は、二重の意味で大変な時なのです。

更年期は人生の節目

更年期は人生の節目更年期をどう乗り越えていくかは、それから先の人生をどんなふうに生きていくのかという指針になります。

生きている限り避けることのできない更年期ですが、人生の節目として、焦らず立ち止まって考える時間でもあります。

今まで自分はどう生きてきたか、これからは何のために生きていきたいのか。日本人女性は人生80年です。

閉経してからの人生は残り30年もあります。若いころは周囲の価値観や時代の流れに流されてきた女性も、このころになれば、人生を乗り切ってきた経験と自信があります。

そして、まだまだ気力体力も残されています。これからの人生を有意義に過ごすためには、ありふれた言葉ですが『健康第一』です。

健康でなければ、やりたいことは何もできません。若いうちは無理がききますが、ツケはいつかまわってきます。

老年期に病気がちになり、予防や治療のために運動や食事療法をすすめられても、急にできるものではありません。今のうちから栄養や健康についての正しい知識や運動習慣を身につけることが、充実した老年期を約束してくれるはずです。

年代別に見る更年期障害