更年期障害はいつまで続く?
更年期障害の症状はいつ始まるか?
更年期障害は、40代や50代になると発症するというイメージを持っている人が多いと思います。
しかし、実際には個人差がかなりあり、もっと早く症状が出る人もいれば、かなり年齢がいってから発症する場合もあります。
ただし、一般的には、更年期自体は閉経前後の5年間と言われていますので、その間に更年期障害が発症すると理解しておくといいでしょう。
更年期障害が始まったあとも、強い症状が出る期間と比較的症状が軽い期間が混在するのが一般的ですが、強い症状が出るのは2年から3年というケースが多いようです。
強い症状が出る期間が長引くようであれば、自己判断だけで済ますのではなく、医療機関へ行って相談することが必要でしょう。
更年期障害から他の病気を併発している場合がありますので、早めに病院へ行くことをおすすめします。
更年期障害はいつ終わる?
更年期障害になると、日々の暮らしに影響を及ぼす場合もあります。
その期間は短ければ短いほどありがたいはずです。一体、更年期障害はどのくらいの期間続くものなのでしょうか?
更年期障害がいつ終わるか、どのくらいの期間続くのかについても、始まりのタイミング同様、個人差がかなりあります。
そのため、一概にどれくらいと結論づけるのは難しい面もあります。薬を服用することなく1年程度で治まってしまう人もいれば、薬を服用しながら10年以上にわたって症状が続く人もいるようです。
大切なことは、いつ終わるという目安がないため、更年期障害の期間中は、他の病気を併発しない点に集中することです。
更年期障害だけにとどめておけば、いつか回復し元気な生活を取り戻せます。そのためにも、できる限りバランスの良い食事や運動をし、規則正しい生活を心がけるといいでしょう。
場合によっては、更年期障害に効果を発揮するサプリメントを活用してもいいですね。
更年期障害の期間に関する注意点
更年期障害の期間中に注意しておきたい点が二つあります。
一つは、薬物に関する知識です。更年期障害の症状は人によって大きな差があり、症状も千差万別です。
そのため、人が飲んでいる薬と自分が飲んでいる薬が違うことには驚く必要はありません。ただし、できれば、自分の飲んでいる薬がどんな症状に効くのかを詳しく医師等から聞いておき、意識しながら飲むことをおすすめします。
二つ目の注意点は、「いつまでこの症状が続くのだろう」と悩み過ぎないことです。医師であっても「いつまで」と確定診断を下すことが難しいのが更年期障害の終了時期です。
不確定なことについて悩んでしまうと出口のない思考にとらわれてしまい、生活に支障が出るばかりか、さらに健康を損ねる可能性があります。
自分の症状の範囲でもできる気分転換のための趣味等を見つけることが大切でしょう。