更年期障害に伴う不眠とは

その不眠症の原因は更年期障害かもしれません

その不眠症の原因は更年期障害かもしれません

不眠は日常生活に大きな悪影響を及ぼします。更年期障害では身体的な症状にとどまらず、辛い不眠の症状が発生することがあります。

こうした更年期に伴うホルモンバランスの乱れが原因で不眠になっている場合、睡眠薬で対処療法を行うだけでなく、更年期障害の治療をあわせて行うことで症状を大きく緩和することができます。

不眠は長期化すると、うつなどのほかの重大疾患の引き金になります。

そうなってしまうと回復がなかなか困難になるので、早めの治療が鉄則です。

そのためすぐに病院に行く必要があります。

その際、閉経の前後など更年期のサインに思い当たることがあったら、内科や心療内科ではなく、まず婦人科の医師に相談してみましょう。

更年期障害による不眠の治療

更年期障害による不眠の治療不眠になってしまう原因はホルモンバランスの崩れに伴う自律神経の失調です。

閉経前後では女性ホルモンが減少するため、その変化に身体がついていけなくなってしまうことがあるのです。

婦人科では減少するエストロゲンなどの女性ホルモンを補充するホルモン療法を行います。

そのことによって体内にあるホルモンを整え、個々の症状の消失につなげていくのです。

また場合によっては漢方薬を使用し、体質改善を行うと同時に不眠症状への治療を行うこともあります。

たとえば加味逍遥散はホルモンバランスの乱れだけでなく、不眠症にも効果を発揮することで知られています。

これらの治療のほかに、睡眠薬などを処方してとりあえずの不眠の解消を目指すこともあります。

不眠に効くサプリメント

不眠に効くサプリメントサプリメントで栄養状態などの底上げを行うことでよりよい治療効果を見込めることがあります。

たとえば大豆イソフラボンやザクロエキスなどの植物性エストロゲンの摂取で、女性ホルモンの働きを補うことができます。

またマルチビタミン・ミネラルには自律神経などの働きを助ける効果があります。

特にカルシウムは精神の安定に効果的です。その他、とりわけ不眠症に効く成分として有名なのがトリプトファンです。

必須アミノ酸であるトリプトファンは体内で脳内物質であるセロトニンに変化します。セロトニンは精神の安定や不眠の改善に効果があります。

ただしトリプトファンからセロトニンを合成するにはビタミンB6が必要です。そのため選ぶ際にはビタミンB6を含むセロトニンサプリメントを検討するか、マルチビタミン・ミネラルと併用するのがオススメです。

年代別に見る更年期障害