更年期に差し掛かると体温調節がうまくいかなくなる?

更年期になるとホットフラッシュなどの症状が起きる理由

更年期になるとホットフラッシュなどの症状が起きる理由更年期障害の重さには個人差があります。しかしそのなかで程度の差はあれ、訴える人が多い症状のひとつにホットフラッシュがあげられます。

年齢を重ねて、ある日突然、ほてりや急な発汗などに悩まされるようになったらそれは更年期のサインかもしれません。

更年期になって突然このような症状が出てしまうのは、性ホルモンの減少にともない自律神経がうまく働かなくなってしまうからです。

自律神経は体温調整や血管の拡張・収縮といった機能を司っているため、これらに悪影響が出てしまうのです。

ほてりや発汗などの症状はどうやったら改善するのか?

ほてりや発汗などの症状はどうやったら改善するのか?更年期に起きる自律神経の失調は、時間が経過し、脳がホルモンの少ない状態に慣れると落ち着いてきます。

しかし症状が重く、そんな悠長なことを言っていられないという方もいるかもしれません。この場合は病院に行き、ホルモン治療や漢方薬の服用といった医師の治療を受けることで症状を改善することが可能です。

女性なら婦人科、男性なら最近では専門の外来をもつ病院もありますので、そうしたところで相談をしてみるのがおすすめです。

どんな人にも更年期は平等に訪れます。辛いなあと感じたら、我慢せずに早めに受診しましょう。

体温調節機能改善のためにやっておくべきこと

体温調節機能改善のためにやっておくべきこと自律神経を整え、体温調節機能を高めることもこうした症状の緩和には有効です。具体的な方法としては、主に運動と食生活があげられます。

ウォーキングのような有酸素運動には自律神経を整える効果があります。一駅分歩くなど無理のない範囲で始めてみると継続しやすいです。

より本格的なものとしては、ヨガや太極拳といった呼吸法を重視する運動が、リラックス効果が高く自律神経のバランスをよくしてくれます。

意外なところではハードな筋トレもよいです。運動の前後で交感神経と副交感神経の切り替えが強制的に行なわれるため、自律神経の働きを活発にしてくれます。

食生活では、おかずや主食を偏らないようにとるなど栄養バランスのとれた食事をとることが最重要事項になります。

ベストなのは、野菜や海草を使った副菜類に、たんぱく質メインの主菜、ごはんなどの穀類を組み合わせた定食スタイルです。

さらに主菜は肉ばかりでなく、週に半分は魚も食べるようにしましょう。魚の脂に含まれるオメガ3脂肪酸は脳にもよい影響を与えます。

オメガ3脂肪酸は必須脂肪酸ですので、不足しそうなときはサプリメントの利用も検討に値します。

逆に注意してほしいのがカフェインなどの刺激物です。これらはホットフラッシュを誘引しますので、摂りすぎは控えたほうが無難です。

年代別に見る更年期障害