家族よ、ごめん…自分でも抑えられない!更年期の怒りっぽい症状

理由はわからないけれど、イライラが止まらない!

理由はわからないけれど、イライラが止まらない!更年期になると悩まされる症状のひとつとして、怒りっぽい症状が挙げられます。

常に何だかイライラして余裕のない感じで、些細な事がきっかけとなり怒りが爆発します。

自分では抑えきれない「コントロール不能な怒り」である事が特徴的です。

もともとは温厚で気の長いタイプであった人でも、いつ怒りのスイッチが入るかわからないキレやすい状態となります。

その怒りの矛先は、同居している子供や配偶者など家族に向けられるケースが多くみられます。冷静になってからは、「なんであんなにキツく当たってしまったんだろう…」と激しく後悔しますが、また些細なきっかけで怒ってしまいます。

そういったパターンを繰り返しているうちに、自分が嫌になってさらに精神状態を悪化させます。

原因は自律神経のバランスの乱れ

原因は自律神経のバランスの乱れ更年期は、女性ホルモンであるエストロゲンの低下により、交感神経と副交感神経といった自律神経のバランスが崩れてしまいます。

この事が、感情のコントロールがうまくいかなくなる主な原因のひとつです。

更年期は交感神経が優位になっているため、常に神経が高ぶってイライラしている状態であり、些細な刺激でも怒りを爆発させてしまいます。

それは、たとえ温和で意志の強い人であってもどうしようもない事です。何度も怒りを繰り返しているうちに、脳が怒りを学習してしまって「怒ること」が当たり前となってしまい、さらに怒りから抜け出せなくなる要因となります。

また、更年期の始まる40代は、仕事でも責任のある立場にあってプレッシャーが大きくなったり、親の介護が始まったりでストレスも多く抱えているので、イライラしやすい傾向にあります。

食生活に気を付けて、普段からイライラ防止対策を

食生活に気を付けて、普段からイライラ防止対策を怒りの予防には、食生活に気をつけましょう。

「カルシウム」がイライラを防止する事はよく知られています。カルシウムは、煮干しやシラス干しといった小魚類、チーズや牛乳などの乳製品に多く含まれています。

ビタミンB1やビタミンCにもストレスを抑制する働きがあります。ビタミンB1は、豚肉、ウナギ、玄米などに多く含まれています。

ビタミンCは、野菜やフルーツに多く含まれています。バランス良く食事から摂取するのが理想的ですが、難しければサプリを利用するのも良い方法です。

また、女性ホルモンのエストロゲンが減少するとセロトニンの分泌量も低下します。

セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれており、低下するとイライラしたりウツウツしたり気分が不安定になります。朝日を浴びることや、リズム運動をすることによってセロトニンの分泌を促す事が可能です。

年代別に見る更年期障害