更年期障害のしびれの原因と対処法

更年期障害の症状の一つであるしびれ

更年期障害の症状の一つであるしびれ

更年期障害には多くの症状がありますが、その一つに「しびれ」があります。

しびれというと、正座を長時間したあとに足に感じるビリビリとしたものをイメージするかもしれませんが、更年期障害のしびれにはさまざまなタイプがあります。

手足がピリピリ感じるタイプのしびれだけでなく、肌の表面を蟻が歩いているような感覚のしびれ、物に触れる感覚が失われている感じのしびれも更年期の症状の可能性があります。

しびれという症状は更年期独特のものではありませんので、見過ごしがちです。

そのため、更年期障害だと自覚するのが遅れ、症状が悪化する可能性もあるのです。

しびれも更年期障害の一つであると認識して早めに対処することが大切です。

更年期障害のしびれの原因とは?

更年期障害のしびれの原因とは?通常のしびれは、外的な刺激により神経が麻痺するのが原因であることが多いですが、まれに精神的な原因でしびれが発生することもあります。しかし、更年期障害のしびれは別の原因であると言われています。

更年期になると女性ホルモンであるエストロゲンが減少しますが、この減少がしびれを引き起こす原因になります。

エストロゲンは肌の弾力を保つ等の役割があります。

エストロゲンの減少によって肌の弾力がなくなると、ささいな刺激にも神経が過敏に反応するようになります。そのため、多様なタイプのしびれを感じやすくなるのです。

更年期のエストロゲンの減少は個人差も大きいため、まったくしびれを感じない人もいますし、感じるようになっても自然に治ってしまう人もいます。

しかし、しびれの範囲が広がり、痛みを感じるようになったら要注意といえるでしょう。

更年期障害のしびれへの対処法

更年期障害のしびれへの対処法更年期障害によるしびれに対しては、運動と入浴、そして食生活の改善が効果的でしょう。

運動は激しいものである必要はありません。ウォーキングなど軽いものでも血行を良くする効果があります。

また、積極的に入浴するのも効果的です。

理由は運動と同様、血行が良くなるからです。

ただし、あまり熱すぎるお湯に長時間入るのはおすすめできません。

急激な血圧の上昇は別の問題を引き起こす可能性があるからです。更年期は熱さに対する感覚も鈍りがちですので、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、しびれを改善しましょう。

しびれる部分をマッサージしながら入るのもおすすめです。

さらに、食生活の改善でしびれに対処する方法もあります。

バランスの良い食事を摂るように心がけ、できればビタミンCが多く含まれる緑黄色野菜などを多くとるようにするといいでしょう。また、サプリメントの利用も効果的です。

年代別に見る更年期障害